バランスタイプの人を推しがち

自分の推しの特性を考えると、バランス感覚のある人を推していることが多いことに気づく。

 

バランスには内側のバランスと外側のバランスがある。

 

内側は自分の内部に対するバランスであり、能力や感情のコントロールが上手く、他人から求められるものを安定して供給できる能力を持っている。しかし、そこで表現されるものはその人の中で選択・抽出されたものであり、なかなか表出されない部分も多い。

 

外側は自分の周囲に対するバランスであり、周囲の人々のバランスを見て、その集団に必要な役割(ボケ・ツッコミ・回し・一歩引くなど)を務めることができ、自分の属する集団を安定させる能力を持っている。

 

バランスタイプの人間は実際に心の奥で何を考えているのかが分かりにくい。

その分、バランスを御しきれないほどの喜怒哀楽が現れたときを見るのが好きだ。

好きなものに全力になっているとき。

サプライズに感動しているとき。

火曜日のパーソナリティにセクハラをされて怒っているとき。

誰かのたいして面白くないボケがツボに入って大笑いしているとき。

 

そんな「自分のバランスを崩壊できてしまう」ような集団に属していること自体が幸せなことなのかも。